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婚活作法

2016/01/13

自分への評価が明確

33歳女性の親御さんからの結婚相談です。


娘は2人姉妹の長女で、28歳から合コンや婚活パーティーに参加していますが、


いまだに結婚が決まらず、母親が相談所に入会するよう勧めました。


ところが、「堅苦しいお見合いは嫌だ」「気楽に自然な出会い方をしたい」とか、


「相談所に行くような男性とは合わないと思う」と娘に言われたそうです。


しかし娘の年齢を考えると、悠長に構えている暇はありません。


そこで母親が、相談所はどんな所か知るために当所を訪れました。


 


ここまでの話を聞いて、私は娘さんをイメージできます。


なぜ結婚できないのかおおよその見当は付きます。


合コンやパーティーだけで婚活している女性は、男性からどのように思われているのかを


知る機会がありません。


合コンでは誰でも簡単にメール交換をします。


「まずはお友達から始めましょう」というものですが、多くは次の合コン相手を探すための手段となり、


合コン仲間をつなげる役割ばかりだったりもします。


そしてパーティーは、一度に多くの方との出会いがありますが、限られた時間で多くの方を知ることは困難です。


だから自分が好きなタイプの人しか目が向きません。


タイプでは無い人から声を掛けられたとしても、その人には興味が湧きません。


だからマッチング結果で名前が呼ばれなくても、さほど落ち込むこともなく次を期待し続けるのです。


 


その点、1対1のお見合いは、自分への評価がはっきり分かってしまいます。


自分は良くても相手には良いと思われないことが当たり前なくらい、切ない結果が続きます。


お見合い以前のプロフィールを見た段階で、断られることだって珍しくはないのです。


そこで初めて自分のことが分かってきます。


自分の年齢にやっと気が付いたり、何で駄目だったのかと考え始め、されに自分にはどんな


人が合うのかと迷い悩み始めます。


 


会員の特に女性たちは、相談所で活動することが結婚への勉強の場になったと言い、入会金を


授業料と思う方が多のいです。


いくら理想を追い求めてみても、結婚は相手のあることですから自分も受け入れてもらわなければ


なりません。


出会い方から結婚相手まで、自分の理想を追い求めて合コンやパーティーで婚活している33歳の


娘さんは、人間性など自分のことを知らないのと、相手の見方も分からないので、いまだに結婚


できないのです。


「理想の人が現れなかった」のではなく、「私は求められる女性ではなかった」と思えることができ、


自分も相手も人間としてきちんと見る力が備わっていたら、今ごろ幸せな結婚生活を送っている


はずです。


 


堅苦しいお見合いが嫌なら、男性から結婚してほしいと思われる女性になること。


気楽な出会いがいいのなら、結婚願望を捨てること。


相談所に行く男性が嫌なら、結婚相手に条件を求めないこと。


さらに、結婚できないから相談所へと言う考え方自体、一昔前のことで、今は入会したくても


料金が払えない方や、入会資格の無い方が合コンを活用しているケースも多いのです。


それにしても33歳女性の結婚は、時間との闘いと思ってください。


それは、女性には出産年齢があるからです。


 


私の説明に母親は、「苦労知らずでここまで来たから、何でも自分の思い通りになると考えて


いるのですね」と深いため息をつきました。


皆そうですよ、私だって最初は自分中心の婚活でしたが、相手に求められない限り結婚でき


ないということに気が付いてからは、ダメダメと自分から首を振るのではなく相手をよく


知ろうと思いました。


最後にこのお母さまは、相談所でこのような話を聞けるとは思わなかったので、娘にもぜひ


話してほしいと言います。


ご相談は無料です。


 


理想を追うよりも、まずは自分を知ることです。


そこから本当の理想の相手が分かるのです。


私も毎月最後の日曜日に、場所を借りて「KonCook(婚クック)」と題したパーティーを開いて


います。


男女混合の料理教室で、班ごとにレシピを見ながら協力して料理を作る、料理を通して相手を


知るパーティーです。


以前は普通のお見合いパーティーを開いていましたが、なぜ料理パーティーにしたのかは


次回お話しします。


 


平成25年5月14日 長野市民新聞掲載


 


SSCN4616


 


 

2016/01/11

親の覚悟が自立心に

今日は42歳の男性と、33歳女性の親御さんからの結婚相談がありました。


今回は男性のご相談から。


男性は3兄弟の長男で、次男三男は結婚していて外孫も3人います。


両親の話では、男性の職場には女性と出会う機会がなく、性格的にもおとなしくて


女性とうまく話をするタイプでもない。


仕事も忙しいので、合コンやパーティーに行くこともなく、休みは一日家にいるそうです。


「ただ真面目で、優しいだけが取り得の息子です」と、親御さんは言います。


30代のころは知人がらのお話で何度かお見合いもあったそうですが、交際した形跡も


なく、その後はどこからも世話をしてくれる話は舞い込んで来ないので、このままでは結婚は


おろか内孫も持てないと、ヤキモキしてのご相談です。


 


最初に現代の結婚事情をお話しましょう。


親御さんの時代と違い、今は結婚そのものを「するか、しないか」と選択しているので、誰でも


結婚を望んでいる訳ではありません。


だから、ご近所や親戚や知人で世話をする人も少なくなり、縁談もめったに来ないのです。


さらに、結婚が当たり前ではなくなったことにより、結婚相手を選ぶようになりました。


男性の場合、子供が産める年齢で、明るくて家庭的で一緒にいて楽な女性を求めます。


もちろん外見も大事な要素なので、普通の体型でかわいい感じの女性を求めます。


女性の場合、ある程度の年収があり年齢が近くて気遣いや優しさがあり、お互いに尊敬し合える


男性、そして外見が一番大事な要素になります。


 


このように男女とも、自分にとっての理想の結婚相手を求めているので、結婚したいと思える相手で


ないと結婚しません。


息子さんに結婚の意志があるのなら、婚活しなければ結婚のチャンスは訪れないのです。


親御さんが思っているほど今は簡単に結婚できる時代ではなく、さらに年齢が高くなるにつれ状況は


厳しくなります。


40代の息子さんの結婚と、内孫を願うことがとても難しいという現実を知っていただいた上で、


どのような婚活が息子さんに向いているのか相談しています。


 


婚活するに当たり、一番必要なことは、本人がその気になることです。


親御さんからの結婚相談で一番多いのが、本人が結婚する気になかなかならないという


ケースです。


しかし男女とも独身者の9割近くは、結婚願望を持っています。


だから親御さんは、その気になるような話し方をしなくてはなりません。


親御さんの多くは、親の願いとして「結婚してもらわなければ困る」「親が先に死ぬのだから、子供


が一生一人でいるのはかわいそう」「孫の顔を見るまでは死ねない」「子供の代で終わってはご先祖


さんに申し訳ない」と考えます。


これらの言葉は、親の気持ちだけで、本人にしてみれば親のための結婚であり、自分にとっての


結婚ではありません。


したがって親の気持ちは分かるけれど、結婚したくなる状況にはなりにくいのです。


子供は親を大事に思っていますが、今の子供たちは自分のために生きています。


好きなことをして、楽しく生きるのが人生だと思っています。


親がいくら先のことを心配して結婚を願っても、自分に今結婚は必要でないと思っていたら、興味


がありませんし、面倒くさいだけです。


 


昔から「結婚して一人前」といわれていますが、まさにそうだと思います。


30歳過ぎても親元で世話になっている息子の姿をよく見てください。


自立心がなく、将来一人で生きて行く覚悟さえ感じられません。


親元で今は何の不便も無いので、親が結婚を迫っても「そのうち何とかなる」とか「誰かが何とか


してくれる」と思っています。


これは、結婚していないことにより、責任感と自立心が備わっていないのです。


30歳過ぎても、親のそばが一番居心地がよいようでは、結婚する気も起こらないのは当然のことです。


 


私は25歳過ぎても結婚願望が持てなかったとき、父親から「結婚する気がないのなら、この家から出て


なるべく遠い所へ行ってくれ」と言われ、一生一人で生きる選択より、結婚する方が楽だと思い大急ぎで


結婚しました。


親の覚悟が、子供の自立心を持たせることになり、「結婚」を自分のこととして捉えられるようになるでしょう。


子供に楽な生活と、居心地のよい環境を提供していること自体が、結婚する気にさせていないのです。


結婚しないと親が困るのではなく、子供のまま生涯を終えてしまうことが決して楽しい人生ではないことを


話でやってください。


 


結婚したくてもできない「結婚困難」な時代です。


だからその気になるのは、1歳でも若い方がよいのです。


親御さんも「覚悟」が必要です。


 


平成25年4月9日 長野市民新聞掲載


 


682


 


 

2016/01/11

結婚できます 婚活作法

平成25年4月から、長野市民新聞にコラム掲載がスタートしました。


『結婚できます 婚活作法』 として毎月掲載しています。


 


ある時、長野市民新聞当時の編集長から電話がありました。


最近特に、お子さんがなかなか結婚しない事を心配して、親御さんから悩みが多く


寄せられる様になり、専門家のアドバイスが欲しいと言うものでした。


 


当時私は、プースカフェにコラムを連載していたので、編集長はそのコラムを読んで


市民新聞にもコラムを書いて欲しいとの依頼でした。


プースカフェでは主に、婚活している女性に向けての内容でしたが、市民新聞では親御


さんに向けても書いて欲しいとのご依頼でした。


 


ちょうどその時私も、日々のご相談から親御さんに伝えたい気持ちを抱えていましたので


お引き受けいたしました。


 


ホームページのリニューアルにあたり、市民新聞様の了解を得てここでもご覧いただける様


いたしました。


 


少しでも参考になると幸いです。


 

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